イベント告知

10月27日 シンポジウム開催のお知らせ

掲載日:2016/09/25

「世界津波の日記念国際シンポジウム 〜ジェンダー・多様性の視点からの復興をめざして〜」開催のお知らせ

東日本大震災からの復興では、国、自治体、民間、大学、NPO、市民、女性、高齢者など、多様な 主体や組織の参加・連携が必要不可欠であることが、明らかになってきています。また、災害復興に おいては、インフラ復旧、住宅再建、高台移転、堤防建設などの事業を広範囲に、かつ迅速に実施し なければなりません。その際、国および自治体や事業者は、地域社会の持つ多様なニーズに応え、 住民や市民団体等と合意形成を図りつつ、事業を実施することが求められます。

そこで、国連が11月5日に制定した、「世界津波の日」にあわせ、今後の災害対応のあり方につい て検討するため、国際シンポジウムを開催します。本シンポジウムでは、東日本大震災や海外におけ る事例を示しながら、将来の災害への備え・予防を見据えた未来志向的な議論を行い、その成果を市 民の日常の防災活動にいかし、さらに自治体・政府・国際機関に対して提言を行います。

チラシPDFファイル

主 催 者: 世界津波の日制定記念国際シンポジウム実行 委員会(委員長 堂本暁子)
共催団体: 防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR) 男女共同参画と災害・復興ネットワーク
ARISE ネットワーク・ジャパン 国際協力機構(JICA)、世界銀行東京事務所 国際自然保護連合(IUCN)
後 援: 内閣府(防災担当)、復興庁 (申請中) 国連ウィメン日本協会

開催日時:2016年10月27日(木)13:00~17:40(受付12:30~)
会場:世界銀行東京事務所 千代田区内幸町 2-2-2 富国生命ビル 10 階

プログラム 【司会 石渡幹夫 JICA 国際協力専門員】
13:00 挨 拶
・世界銀行 駐日特別代表 ・国際協力機構(JICA)社会基盤・平和構築部長 ・土木学会
・国連国際防災戦略事務局(UNISDR) 民間セクター・アライアンス(ARISE)理事

13:20 提 言
1.ジェンダー・多様性と災害リスク削減(DRR)
堂本暁子 男女共同参画と災害・復興ネットワーク代表、本実行委員会委員長
2.復興まちづくりと合意形成
塩崎賢明 立命館大学教授

14:00 事例発表
1.草の根の災害予防活動について
2.復興住宅建設について
3.防潮堤計画と気仙沼市民の動き
4.石巻市北上地域復興まちづくりについて
手島浩之 JIA 東北支部宮城地域会災害対策・まちづくり委員会委員長
佐藤尚美 北上地区復興応援隊員、「We Are One 北上」代表
今野照夫 石巻市復興政策部 ICT 総合推進室長

16:00 パネルディスカッション 【モデレーター 田中由美子JICA国際協力専門員】
1.Kiran Bhatia 元 UNFPA アジア地域ジェンダー顧問
2.MargaretArnold 世界銀行 上席社会開発専門官
3.島谷幸宏 九州大学教授
4.大橋正明 防災・減災日本 CSO ネットワーク(JCC-DRR) 共同代表
5.佐谷説子 内閣府政策統括官(防災担当) 付参事官(普及啓発・連携担当)
6.手島浩之 日本建築家協会(JIA)東北支部宮城地域会災害対策・まちづくり委員会委員長

申込み
氏名、連絡先、所属団体、電子メールアドレスを記入の上、下記までお申し込みください。
申し込み先:男女共同参画と災害・復興ネットワーク芝公園オフィス
FAX:03-6435-6355
E-mail:saigai.gender@gmail.com