掲載日:2015/03/15
(船橋邦子)
Co-Chairレガルタフィリピン上院議員と高市早苗さんが共同議長を務めた。
基調講演は安倍首相が行ったが仙台の女性が作った防災宣言の話などいくつか私達が作り上げてきたものを借用して話した。
レガルタさんの話はすばらしかった。女性は不平等の構造の中に置かれているから脆弱な人々の先頭に立つ必要があること、また気候変動と不平等な構造の関係を配慮したシステムを作る。女性が主体としていかにコミットしていけるシステムを作るかを強調された。
高市早苗さんは女性消防団員が増えていること、女性防火クラブについてを話し、女性ならではの情報が重要であるという話は性別特性論そのものでした。他の話もかなり性別特性論に基づくもので正直言って失望した。
女性メジャーグループの代表エレノーさんがフロアからgender-sensitiveな視点だけではなくgender-responsiveの重要性を語られた。実行の段階でジェンダーに配慮し、結果を残すことである。唯一性別分業の構造の問題としてunpaid workについて言及したのはすばらしかった。